青梅プロムナードコンサート17年の歩み
私どもの17年の活動を一覧表にしてみました。
回数 |
年月日 |
内訳 |
出演者 |
会場 |
主な出来事 |
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1 |
2007.4.30 (月・祝) |
オープニング・コンサート 青梅発クラシックコンサート定期便 <バッハ:ヴィオラダガンバ ラベル:なき王女・・・他> |
三宅進(チェロ)・崔善愛(ピアノ)
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釜の淵市民館 |
2006年遠藤・溝口氏が発起人となり1年の準備を経て開催にいたる。多摩川清流傍にある青梅市釜の淵市民館を第一拠点とする。顧問にピアニストそして文筆家の崔善愛氏を迎え、当時の明星大学絵画教授渋谷和良氏と学生の協力を得るなどして企画を練る。 |
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2007.9.24 (月・祝) |
デュオ・リサイタル 青梅発クラシックコンサート定期便 <モーツアルト:VとPのためのソナタ28番> |
D.・ベルツフィ(ヴァイオリン)・ 崔善愛(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
プロムナード通信第一号発刊、以降継続。 |
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3 |
2008.4.26 (土) |
第3回:フルートとハープによるファンタジー 青梅発クラシックコンサート定期便 <ドップラー:ハンガリー田園幻想曲他> |
さかはし矢波(フルート)・宮原真弓(ハープ) |
釜の淵市民館 |
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4 |
2008.9.23 (火・祝) |
三宅進と3人の仲間たち 青梅発クラシックコンサート定期便 <バッハ:無伴奏組曲4番他> |
三宅進・若狭直人・山本寿美・中田暁子(チェロ) |
釜の淵市民館 |
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5 |
2009.4.5 (日) |
歌の花束をあなたに ソプラノ・バリトン歌手による名曲の競演 <この道・からたちの花・オンブラマイフ他> |
藤田美奈子(ソプラノ)・吉川健一(バリトン)・藤波結花(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
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6 |
2009.9.20 (日) |
弦とピアノの名手が織りなす室内楽の愉しみ 3周年記念 室内楽マチネー <ブラームス:P・V・Cのための三重奏曲他> |
D.ベルツフィ(ヴァイオリン)・ 三宅進(チェロ)・崔善愛(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
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7 |
2010.4.18 (日) |
デュオ・コンサート 青梅発クラシックコンサート定期便 <コスト:オーボエトギターのための小品より他> |
庄司知史(オーボエ)・松尾俊介(ギター) |
共栄ビル3F |
溝口氏よりピアノ寄贈、共栄ビル3Fに搬入。衝立、イスなどの整備実施。青梅駅前に第二の拠点を設置。 |
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8 |
2010.10.3 (日) |
チェロとピアノのコンサート 青梅発クラシックコンサート定期便 <ピアソラ:ル・グランタンゴ他> 来場者138人 |
宮澤等(チェロ)・ラファエル ゲーラ(ピアノ) |
共栄ビル3F |
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9 |
2011.5.15 (日) |
歌の花束をあなたに ソプラノ・テノール歌手による名曲の競演 <ヴェルディ:リゴレットより女心の歌他> 来場者122人 |
藤田美奈子(ソプラノ)・岡本泰寛(テノール)・ 藤波結花(ピアノ) |
共栄ビル3F |
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10 |
2011.9.25 (日) |
5周年記念 街の音楽家たち 児童4人含む <チェンバロ・ピアノ・歌の盛り沢山jなプログラム> 来場者350人 |
渡邊温子(チェンバロ)・木崎啓子(ソプラノ)・海和伸子(ヴァイオリン)・藤波結花(ピアノ)・井上高男(バリトン)・溝口みどり(ピアノ)・ 子ども4人 |
青梅市民会館 |
青梅市より「まるごとアート支援事業補助金制度」の恩恵を初めて受ける。入場料2,500円問題があったが5,000円以下はOKと。以降、毎回利用。今回、売上より社会福祉協議会に20,000円、3.11東日本大震災に14,378円の義援金を送る。 |
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11 |
2012.4.22 (日) |
ヴァイオリンとピアノ デュオ ヴァイオリンソナタの傑作と真珠の小品をあなたに <ヴェート-ベン:スプリング・ソナタ他> 来場者100人 |
江口有香(ヴァイオリン)・崔善愛(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
共栄ビル閉鎖のため撤退。再び釜の淵市民館へ。 |
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12 |
2012.9.23 (日) |
ピアノと弦楽四重奏の共演 シューマンピアノ5重奏曲ほか <モーツアルト:デヴェルティメント他>
来場者100人 |
海和伸子(ヴァイオリン)・大和加奈(ヴァイオリン)・ 村田恵子(ヴィオラ)・松岡陽平(チェロ)・ 藤波結花(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
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13 |
2013.4.13 (土) |
馬頭琴とピアノ モンゴルの風 海を越え、青梅に到来! <モンゴル民謡:果てしなき草原他> 来場者100人 |
A.バトエルデネ(馬頭琴)・鈴木飛鳥(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
市民館備え付けピアノの保守点検のため、会員等の寄付を仰ぎ青梅市の協力を得て修理。ボックス・キオク会場使用打診。 |
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14 |
2013.11.10 (日) |
壮麗なホルンの響き 4本のアンサンブル <ロッシーニ:狩りのランデブー他> 来場者100人 |
有馬純晴(ホルン)・和田博史(ホルン)・丸山勉(ホルン)・木村淳(ホルン) |
釜の淵市民館 |
当会創立者の一人溝口みどり氏9月死去。 |
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15 |
2014.3.30 (日) |
春。風そよぎ、歌おどる 実力派オペラ歌手と愉しいひとときを <モーツアルト:パパパの二重唱他> 来場者93人 |
吉川健一(バリトン)・村田ゆう子(ソプラノ)・石野真穂(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
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16 |
2014.8.9 (土) |
滑川真希ピアノ・リサイタル 溝口みどり追悼コンサート <モーツアルト:ピアノ・ソナタKV330他> 来場者152人 |
滑川真希(ピアノ)・海和伸子(ヴァイオリン)・瀧上美保(ソプラノ)・このほか児童3人 |
ボックス・キオク |
青梅織物工業協同組合内ボックス・キオクにピアノを移動し第二の拠点に。 溝口みどり氏のかつての教え子滑川真希氏(ピアノ)による追悼コンサート。 |
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17 |
2015.3.28 (土) |
弦楽四重奏とクラリネット 春のお誘い <モーツアルト:アイネクライネ他> 来場者115人 |
ヒムヌス弦楽四重奏団:小林朋子(ヴァイオリン)・山本翔平(ヴァイオリン)・松井直之(ヴィオラ)・高木慶太(チェロ)・田中香織(クラリネット) |
釜の淵市民館 |
大学音楽鑑賞クラブOB「DiscSociety」の面々来場。 |
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18 |
2015.10.3 (土) |
佐野隆哉ピアノ・リサイタル待望のふるさと公演 <ショパン:マズルカ他> 来場者151人 |
佐野隆哉(ピアノ) |
ボックス・キオク |
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19 |
2016.3.27(日) |
<心に届く歌声を貴方に>ビゼー:カルメンより闘牛士の歌ほか 来場者134人 |
橋本美佳(ソプラノ) 滝上美保(ソプラノ) 押川浩士(バリトン) 住友郁冶(ピアノ) |
ボックスキオク |
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20 |
2016.9.22 (木・祝) |
10周年記念コンサート ~美しき自然と共に歩み続けて~ <プッチーニ:ラ・ボエーム他> 来場者 328 人 |
海和伸子(ヴァイオリン)・小林明子(ヴィオラ)・江口心一(チェロ)・諸岡典経(コントラバス)・瀧上美保(ソプラノ) |
青梅市民会館 |
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21 |
2017.2.26 {日} |
実川風 ピアノリサイタル華麗なる美音を奏でる若き貴公子 <ショパン:幻想曲他> 来場者 126 人 |
実川風(ピアノ) |
ボックス・キオク |
青梅市民会館閉鎖。 ピアノは一橋大学に寄贈。 |
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23 |
2018.3.25 (日) |
二胡と楊琴の調べ(1) <女人花・ジュピター他> 来場者156人 |
周昂(シュウコウ/二胡) 李倩(リーチェン/揚琴) |
釜の淵市民館 |
新市民ホール平土間問題発生。 |
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24 |
2018.9.24 (月・祝) |
個性豊かな実力派の共演 <チャイコフスキー:ピアノ三重奏他> 来場者153人 |
海和伸子(ヴァイオリン)・江口心一(チェロ).・佐野隆哉(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
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25 |
2019.3.17 (日} |
♪ Clarinet & Piano Duo Concert ♪ <シューマン:幻想小曲集他> 来場者80人 |
D.ヤジンスキー(クラリネット)・ 崔善愛(ピアノ) |
釜の淵市民館 |
釜の淵市民館閉鎖に伴い、以降のコンサートは青梅市文化交流センター(ネッツたまぐー)にて開催。 |
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26 |
2019・10・6 (日) |
馬頭琴&ピアノ「モンゴルの風再び!」 来場者90人 |
馬頭琴:バトエルデネ ピアノ:田澤恭子 |
ネッツたまぐーセンター |
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27 |
2020.3.28 (土) |
オペラ歌手が贈る歌の花束 中止 |
吉野友美(ソプラノ)・下園理恵(メゾソプラノ))・石山陽太郎(テノール)・ 小泉耕平(ピアノ) |
ネッツたまぐー センター |
4/5「新市民ホール考える会」発足。懇談会傍聴・要望書提出など活動開始。 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため土壇場で中止。 キャンセル料支払い。 |
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2020.10.3 (土) |
弦楽四重奏3大名曲コンサート 中止 |
海和伸子(ヴァイオリン)・小林久美(第二ヴァイオリン)・小林明子(ヴィオラ)・松岡陽平(チェロ) |
ネッツたまぐー センター |
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため中止。 |
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29 |
2021.3.28 (日) |
ピアノ三重奏コンサート 中止 |
佐藤久成(ヴァイオリン)
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ネッツたまぐー センター |
新型コロナウイルス感染拡大のため中止。4/28第一回「懇談会」開催、計7回にわたり開催され2022/11最終レポート提出さる。2021年3月をもってまるごとアート支援事業補助金制度打ち切りを宣告される。 |
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30 |
2021.9.5 (日) |
ローズタウントリオ ピアノ三重奏コンサート <ドボルザーク:デウムキー他> 来場者135人 |
藤波結花(ピアノ)・海和伸子(ヴァイオリン)・ 江口心一(チェロ) |
ネッツたまぐー センター |
コロナ禍で感染対策を講じ開催 以降、補助金無し。 新市民ホール問題の良き理解者、衆議院議員井上信冶氏来場挨拶。 |
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31 |
2022.2.24 (木) |
ヴィオラとアコーディオン 名手2人が織りなす音の競演!キアロスクーロ陰影 <ピアソラ:オブリビオン他> 来場者113人 |
赤坂智子(ヴィオラ)・太田智美(アコーディオン)
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ネッツたまぐー センター |
コロナ禍で感染対策を講じ開催。 佐野書院サロンコンサートと共催。音楽評論家田辺秀樹先生解説。 |
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32 |
2022.9.19 (月・祝日) |
二胡と楊琴の調べ (第二回) <チャルダッシュ・賽馬他 > 来場者140人 |
周昂(シュウコウ/二胡) 李倩(リーチェン/揚琴) |
ネッツたまぐー センター |
井上信冶氏来場挨拶。 |
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33 |
2023.3.18 (土) |
佐野隆哉 ピアノ・リサイタル <ドビュッシー:ベルガマスク、 ベートヴェン:月 来場者210人 |
佐野隆哉(ピアノ) |
ネッツたまぐー センター |
井上信冶氏来場挨拶。 コロナ禍解除後4年ぶりの盛況、「歩み16年」に相応しいコンサートとなる。 ウクライナ難民、トルコ・シリア災害支援として義援金40,000円を送る。 |
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34 |
2023.10.15 (日) |
都響メンバーによる 弦楽四重奏 名曲コンサート <ドヴォルザーク:アメリカ,スメタナ:我が生涯>
来場者240人 |
海和伸子(ヴァイオリン)・蔭井清夏(第二ヴァイオリン)・小林明子(ヴィオラ)・長谷部一郎(チェロ) |
S&Dたまぐー センター |
コロナ禍中止(第28回)による復活コンサート。青梅市による「アートによるまちづくり推進事業第二弾!」社会教育課との画期的な共同企画,入場無。 2023.4.1より「ネッツたまぐーセンター」は「S&Dたまぐーセンター」と改名 |
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35 |
2024.3.9 (土)
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チェロとピアノのデュオコンサート 来場者140人
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チェロ:三宅進・ピアノ:崔善愛 |
S&Dたまぐー センター |
当会創立初期の頃、お二人は当会の生みの親・育ての親とも云うべき存在。三宅さんが仙台フィルに移籍されて以来、疎遠になっていましたお二人の久々のコンサート。 |
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36 |
2024.10.14 (月・祝日) |
ヴァイオリンとピアノのデュオ・リサイタル 来場者230人 |
ヴァイオリン:海和伸子 ピアノ:佐野隆哉 |
S&Dタマグーセンター |
お2人が地元出身のこともあり盛況 |
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37 |
37 2024.4.13 (日) |
「日本の春をうたう」
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ソプラノ:松岡多恵 テノール:紀野洋孝 ピアノ :松下倫士 |
S&Dたまぐーセンター |
懐かしくも格調高い日本の歌の数々 |
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「主な出来事」
① コンサート会場・新市民ホール
「釜の淵市民館」は多摩川の清流傍にある市保有の施設で2019年閉鎖、現在は取り壊されています。「共栄ビル3F」とは青梅駅前の元長崎屋の3階。「ボックスキオク」は、かつて栄えた青梅夜具地製造工場「青梅織物工業協同組合」の施設の一つ。ネッツたまぐーセンター※は2017年に閉鎖された元市民会館跡に建設されたもので青梅市文化交流センターの愛称。いずれの会場も、人力でイスを並べるといった環境のなか、しばし、シルバー人材センターの助けを借りて会場整備を行ってきた。現在の拠点S&Dたまぐーセンターではコーディネーターの協力によりスムーズに運営されている。待望の新たに誕生する拠点・新市民ホールは音響を始めとして本格的な施設になると伺っているが、誕生は9年先、かなりの辛抱に変わった。※現在はS&Dたまぐーと改称追伸:
我々が、本格的なコンサート会場を失ったのが2017年。その後、有識者を招いた「懇談会」が実施されるなど取組みは続けられたが、一向に計画は進んでいない。さらに5年遅れの2032年になるという。13万の人口を有する青梅市の文化事業とはこんなもの自嘲気味の毎日である。
② スタッフ(実行委員)
結成当初、スタッフは9人・顧問1人といった体制で入場料は大人2,000円、学生1,000円でスタートした。そして、今日までの16年の間、スタッフは激しく入れ替わっている。亡くなられた方を含めると何と21人の方の出入りがあった。結成以来の生き残りは顧問のピアニスト崔善愛氏と私の二人だけ。現在は遠藤・辻・武田・宗像・海和・遠藤(女)の皆さんの他に布谷・塩野・金田・今別府の4人が加わり10人体制となっている。
③ 会員制度と来場者
結成以来まもなくして、会員制度を採用した。そのため入場料は会員2,000円、一般2,500円、学生1,000円と改正した。しかし、結果は来場者のうち、会員の占める割合は2~3割程度と低迷が続いている。16年の推移を見てもこの状況は変わっていない。高齢化が原因なのか、コンサート内容がお気に召さないのか、音響を含め会場が悪いのか、今もってその原因は不明であるが、不十分な会場設備の中、我々は、100~150人程度の来場者を目標に新市民ホール誕生まで努力していきたいと考えている。
④ コロナの影響
コロナ禍関連では、第27回コンサートが土壇場で中止となり、キャンセル料が発生するという苦い経験がある。そして、第28回、第29回と計三回の中止を体験した。今は制限が解除され、徐々に来場者は増えてくるものと思われる。
⑤ 後方支援制度
我々の市民活動は、2011年に誕生した市の「まるごとアート支援事業補助金制度」の恩恵に浴し、弦楽四重奏やピアノ五重奏、そしてオペラ歌手のコンサートなどが開催可能となり、市民は高度な音楽に触れる機会が増したとして高く評価されてきた。それが、2019年に発生したコロナ禍により、この支援制度が2020年度をもって廃止されたため、事態は一転、市民の文化活動のあり方が問われることになった。
⑥ 青梅市と初の共同企画
第34回コンサートは青梅市との共同企画で開催された。これには訳がある。上記⑥に述べたように、当会が利用してきた支援制度が廃止になったため、数回に亘り復活を要望してきた事から、青梅市が手を差し伸べてきたものと考える。しかし、個人情報保護法を盾に来場者名簿の提供を拒否されるなど、所詮、官と民のギャップが浮き彫りになる結果となった。一刻も早く、市民活動に対する支援制度の復活を期待したい。
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